ちょっとどこかに書きたかった大学生の時の体験談。

近所の大きな公園で青姦とノゾキが流行してた。

もう、覗かれたい、覗きたいならあそこの公園イケ 見たいな感じの所だった。


夏の夜、何時もの様に近所の公園の茂みの中に友達と潜んでいた時。

近くの部活帰り?高校生男女が目の前のベンチに座った。


なんかいい雰囲気な感じで注目してたら、どうも様子がおかしい。

聞き耳立てたら、部活の事とか、授業の事とかどうでもいい事をボソボソ話し始めたんよ、ここで俺と友人 ピンッ!ときた。

こいつら青姦目的で来たカップルじゃない、ってか、カップルじゃ無い。

今この瞬間、男が告白しようと、女が告白されようとしてるシーンだった。

友人は別の奴の所に行こうとしてたけど、俺は止めた。

今下手に動いたらバレる、そしたらこの告白が冷めちまう。

一度冷めると、芽がもう無いかもしれない。

俺、いつの間にか当初の目的とか全部忘れて無言で応援してたんだよね。

友人も意図をくんで一緒に見守っていた。


それから30分位、男女はボソボソ部活が忙しくて一緒に遊べない事とか謝ったり、マネとして入ってくれた時は嬉しかったとか話してた。

そして

「__でさ・・・・俺の恋人になってください。」

と会話の末で急に告白した。

そして女は、真っ赤になってコクンと頷いて手をつないで公園の出口に向かって行った。

超初々しいカップル誕生を目の前で目撃してしまって、なんかもー放心状態。

口の中砂糖で一杯の俺達だった。

そんで、カップルが見えなくなったので俺ら二人が立ちあがった時。

道の反対側の茂みから オッサンが5人。

俺の後ろから、下半身裸の中年のカップル。

左方のトイレの影から、カメラ持って迷彩服来た青年2人がほぼ同時に出てきた。

(本当はもっといたけど、とりあえず印象に残ってる奴らを思い出して書き出しています)

俺と友人最前列にいたから全く気にしてなかったけど、どうやら先ほどのカップル、公園中の変態の注目の的だったらしくて俺が立ちあがったのを合図にみんな出てきたたらしい。

奇妙な連帯感が生まれた。

全員でほっこり笑いあって「青春っていいですねー俺もあんなころがあったなー」みたいな事話し合った。

その後は向いにいたおっさん達と意気投合して一緒に酒を飲みに行った。


あれから何年も経つけど、今でも変態達に囲まれながら告白したカップルがその後どうなったのか気になる時がある。

その時の友達が先週盗撮で捕まった。