コトメは、私と旦那が付き合う前から、結婚前提に同棲していた。

結婚資金が貯まったら式&籍を入れる予定だったそうだ。

それから年月が経ち、私と旦那が結婚することに。


式の日取りが10ヶ月後に決まり、旦那実家に報告して数日後、コトメも結婚式の日取りが決まったと連絡が。

それが、なんと2ヵ月後。

おめでたでもなんでもない。

旦那の話では、自分がプロポーズ受けた当初には彼女すらいなかった兄が、自分より先に結婚するのが我慢ならなかったらしい。

コトメが言うには、挙げたい式場がその日しか空いてなかったと言うが、それこそ2年以上前から結婚式準備しといてそれはないだろうとは旦那の見解。

義実家には、結構ハードなスケジュールだったようだが、コトメの結婚式は、何のトラブルもなく、普通に開催された。

それから半年以上経ってから、今度は私たちの結婚式。

元々手芸大好きなもので、ウェルカムドールやらピローやら、キットは買わず、手持ちの副資材で結構気合入れて作成した。

これが中々の出来で、招待者からも好評で嬉しかった。

式も、仲が悪いと聞いていたコトメも披露宴中涙を浮かべ、やっぱり兄弟なんだなぁとか思ってた。

と思っていたら、私の勘違いでした。

長期連休で義実家に行くとコトメがいて、

「自分の結婚式をやり直したい」

と言ってきた。

「急な披露宴で、職場の上司が呼べなかった、ドレスを見に行く時間もほとんどなくて、着たいドレスも予約がいっぱいで着れなかった。とにかく安く挙げることしか頭になくて、とても酷い内容だった。お兄ちゃんたちの結婚式を見ていて、辛いと思うほどだった」

確かに、コトメの結婚式の主賓と乾杯は、新婦の小学校時代の担任。

しかも、特別恩師というわけではなかったようで、間を持たせるため卒アル朗読されてた。

引き出物も、私も挙げたから分かっちゃってるけど、手作りの紙袋にトータル2000円くらい。

お世辞にも、豪華とはいえない式だったけど、やり直したいほど酷い式ではなかったよな~、と、慰めようかと思ったんだが、次の言葉で気が変わった。

「やり直すときには、リングピーローとウェルカムドールとウェルカムボードを作って欲しい。嫁子さん器用みたいだから」

義父母と旦那が、あれは嫁子さんが作ったオリジナルの一点ものというか、お兄ちゃんたちは結婚資金は就職してすぐから、結婚式の準備は半年以上かけてるんだから、あんたとクオリティ違って当たり前。

そもそも、やり直すとかなに言ってんだ馬鹿じゃないのと私の言いたいこと全部言ってくれたんだけど、

「じゃあ、『しょうがないから』ピローとドールは頂戴。ボードはそれっぽく作ってくれればいいから。あ、ドレスも直して着させて!」と。

そこで、義母も言葉を失っちゃったので、

「中古で満足しちゃうような、そんな程度の思い入れなら、挙げるだけ迷惑だよ」

って言って、旦那と帰ってきちゃいました。

コトメ、酷い!って泣いてたけど(義父母は噛み潰し笑い)、あの後追撃ないから、改心したのかしら。

自分の式のとき、旦那のメッセージカードに

「嫁子さんって、おしとやかで優しそうだね」

て書いてたコトメ。

だから反撃されると思わなかったのかな。

四人兄弟末っ子長女、百戦錬磨だった私が、おしとやかてwww

旦那と二人でニヤニヤしながら読んでたっけなぁ。