大学生のとき傘を盗まれた話 

大学時代、遅くまで図書館に残ってた時があった。
そこは入口に傘置き場があって、
そこに傘を突っ込んで図書館に入る仕組み。 
もう人もポツポツしかいなくなって、
さあ帰ろうと図書館出ようと傘立てみたら
自分の傘がない。


あれ、と思って何回見ても無いから
友達に入れてもらって学バス乗り場へ。 
4、5人並んだ列に並んだんだけど
なんとすぐ目の前に見たことのある傘。
模様が珍しい滅多にないやつだから
あきらかに自分の傘とわかった。 


友達にも確認をとって
「あの、その傘もしかして図書館にあったものでは…」
とテンパりながらも聞いてみると
そいつは、は?これは私のですけどの一点張り 
バスが来たこともあってそのまま流れてしまった。 
そしてバスが最寄り駅までついて下車したとき、
また目の前にそいつが
さも自分の傘のように使ってるのにイラついてまた声をかけた 
自分「すみません、やっぱりそれ図書館にあったものでは?」 
パク「は?しつこいんだけど。てかあなた失礼じゃない?」 

ここでイライラが頂点に達した自分は 

「すみません、傘が盗まれたもので。
あなたの持ってる傘がそっくりなんですよ。
盗難届をだしたり警察いかなきゃならないので
一応聞いておこうかなあと。
あなたが盗んだ人で無かったら大変申し訳ないんですけど、
同じ傘なので一応犯人の候補としてうんぬんかんぬん」 

なんて全く適当なことを強めにいった。
そしたらそいつは急いでるんで…
なんて言って去って行った。 
自分ももう傘はいいやなんて思って
その日は終わったんだけど、
次の日になんとなく拾得物案内所にいったら、
なんと傘があった。
しかも手続きしたらなんと手紙付き。 
やっぱり昨日の人だった。
手紙には謝罪と名前と学科が書かれてた。