ダラダラ長い上にあんまりスカッとしないんだけど、良かったら。

当方、既婚小梨で自宅(借家)でメダカを飼育しています。


ビオトープ方式で、直径60センチぐらいの大きな素焼きの鉢植えの穴を塞いで水を貯め、そこにメダカ30匹ぐらいとタニシや水草を一緒に入れてます。

外(玄関の脇)に置いているので猫や鳥避けに目の細かい金網を被せ、大き目の洗濯バサミで留めています。

少しずつ暖かくなってきたのでメダカもずいぶん活発になり、そろそろ産卵するかなーと楽しみにしていましたが・・・

そのメダカを近所の小学生の母親に盗まれた。

外で飼育してるしかなり自然に近い状態なので、冬を越せない寿命が近いメダカもいるから正確に何匹飼育とは言い切れないけど、明らかに減ってる(特に赤メダカが激減)

金網と洗濯バサミは付いてるから、猫や鳥の仕業ではない。

(ひとまず応急処置で金網と素焼きの鉢植えを銀色の丈夫なテープでぐるぐる巻きに)

それでついこの間、親子連れが凸してきた。

全然全く知らない人で、当然うちに遊びに来る小学生たちの親でもない。

ピンポンされて、なんだろうと思って玄関に出たら、

「あんたんとこのメダカ、外来種なんだって?!子どもが学校で虐められた!ふざけるな!」(要約)

というようなことを興奮気味に言われた(後ろで低学年ぐらいの男の子と父親が立ってた)

ポカンとしてると、

「子どもが学校に行きたがらない!あんたが嘘をついたとクラスメイトの前で証言しろ!」(要約)

と更にわけがわからない。

母親「学校に持っていって池に放したら(飼育係の)先生に怒られた!」(要約)

母親「夏になったら近所の川に放流する(日本原種の)メダカと混ざった!」(要ry

母親「子どもの心に傷が付いた!学校に行かないと言ってる!虐めに発展した!」(ry
私「あのーーー」

母親「何よ!」(興奮中)

私「どちらさまですか」

母親「はぁ?!謝罪は?謝罪しなさいよ、あたしのことなんかどうでもいいのよ、学校に来て謝罪!謝罪!!」

私「いや、謝罪も何もその前に、学校に持って行ったメダカ、本当に我が家のメダカなんですか?」

私「証明するの難しいと思うなぁ」

私「ペットショップで肉食魚の餌用に売ってる外来種とかハイブリッドメダカを趣味で育ててるだけだし」

私「血統とか証明できないでしょ?」

私「何より、私、あなたのお子さんにメダカ差し上げたことないんですけど?」

私「っていうか、つい最近メダカ盗まれたんですよ、外で飼ってるメダカ」

私「まさか、あなたのお子さんが盗んで、それを学校に持って行ったとかじゃないですよね?」

私「玄関先でも敷地は我が家なんですから、立派なドロボーですよ?わかってます?」

私「もしそうなら、盗んだものに文句つけられても、私、困るんですけど」

と、とりあえず泥ママに負けないようにまくし立ててやった(普通の音量だけど)

そしたら、泥ママがなんかフガフガしだしたので、てっきり私は、(盗んだって母親に言えなくてつい「私さんから貰ったメダカ」って子どもが嘘言ったのかな?)と思っていた。

すると後ろでぼけっと突っ立ってた父親が、

「うちの子にメダカ譲ってくれたんじゃないんですか?おい、○○(男の子の名前)、お父さんにそう言ったじゃないか。どういうことなんだ?」

みたいな感じで俯いてた男の子に話しかけた。


男児「ちがう・・・」

父親「ちゃんと言ってごらん?」

男児「・・・本当は違うの、ごめんなさい・・・」(メソメソしだす)

父親「怒らないから、正直に言いなさい」

男児「・・・ママが、学校に持って行きなさいって言って・・・それで、持って行って池に入れたの」

父親「え・・・ママが?」(動揺)
男児「だって、ママが、飼育係の先生が喜ぶよって言うから・・・」(シクシク)

父親「そうか・・・」(動揺)

その間、母親ずっと子どもと私のことを交互に睨む(プルプルしてた)

私「とりあえず、私とは無関係みたいなんで、お帰り下さい、あとはご家庭でどうぞ」

母親「関係なくないわよ、あんたんとこのメダカのせいでうちの子は登校拒否してるんだから!」

私「いや、私関係ないし!おたくが勝手にどっかから持ってきたメダカを与えたんでしょ、子どもに」

母親「あんたが偽メダカ(原種じゃない、という意味?)なんか飼ってるからでしょ!紛らわしい!」

( 自 爆 乙 ! )

私「じゃあやっぱりおたくがうちのメダカ盗んだんじゃない?子どものせいにしてるけど。違いますか?」

私「たかがメダカかも知れないけど、私にとっては大切なペット」

私「それを盗んで子どもに与えた上に、原種じゃないから虐められたって言われてもねぇ」

私「こっちは被害者なんですよ、被害者。謝罪してほしいのは私のほうですよ」

で、まだフガフガ言ってたけど、動揺からかろうじて立ち直った父親に引きづられるようにして泥母退場。

あんな母親の場面を子どもに見せるのはどうかと思ったけど、子ども連れて来たほうが悪いよな、と自分に言い聞かせました。

その後謝罪もなければ凸もないし、当然メダカ返却も弁償もない。

(何年も前にペットショップで瀕死状態の餌用メダカを10匹10円で購入&繁殖、しかも盗まれたのはそれから更に何世代目かにあたるメダカだから、実質値段つかないけど)

とりあえず、よく遊びに来る小学生のママさん(超スピーカーママAさん)に、

「実はこんなことがあったのよーいやぁねーメダカも飼えない世の中になったなんてぇー」

って「ここだけの話なんだけどね!」って言っといた。


そしたら翌日、すぐに別の小学生のBママが来て、学校の池に赤いメダカを持ち込んだ子がいると言う話をしてくれた(Aさん仕事早い)

Bママが仕入れた情報によると、そこは自然教育?みたいなのに力を入れている小学校で、長年メダカ放流とか鮎の稚魚放流とかを毎年してて、賞をとったりしてるらしい。

学校の池で原種の日本メダカを育てて、それを観察したり環境のことについても結構本格的に取り入れて・・・みたいな感じ。

で、Bママ曰く、

・日本メダカ飼育&観察専用の池に外来種がいる!(パニック)

・更にたまたま天気が良くて水温が高かったため、メダカ産卵。

・でも、生まれた卵が原種か外来種かはたまたハイブリッドかの見分けが付かない。

・学校で子どもたちによる犯人探し始まり、犯人の子が不登校になった。

という流れ。


そして、

・メダカ持ち込んだ子はまだ低学年で、自然教育のクラス(高学年からの部活みたいなの)には入れない子。

・それなのに、親が「環境問題に低学年から取り組ませるべき!!」と先走る。

・更に、知識もないのに勝手に余所から偽メダカ買ってきて池に入れるように指示。

という情報も教えてくれた。

親の身勝手で子どもが辛い目に遭わされるなんてかわいそう過ぎる。

そして、池から必死で外来種を隔離する作業を強いられた自然教室の高学年児童たちも、かわいそう。

もちろん、せっかく産んだ卵も駆除される運命に。

でも多分、池から完全に卵を駆除するのは難しい。
そしたら、今池にいるメダカは一度総とっかえしなきゃいけない(川に放流できないから)

卵や外来種が残ってたらまずいから、せっかく生態系が出来上がってたはずの池も、最初から作り直しだと思う。

子どもたちが一生懸命育ててきた命がそんな目に遭うのが気の毒でならない。

元は私の趣味のビオトープから盗まれたものなので、私も心が痛いです。

泥母が学校に対して謝罪とかしたのかどうかは今のところ不明。

今後、Aママ、Bママ他の情報を期待しているところです。

長くなりましたが、以上です。

改行とか文章がわかりにい&読みにくくてすみませんでした。