中3の頃、ある男子からいじめのようなものを受けていた。 
そいつとは小学校まではそこそこ仲がよかったが、5年ぶりくらいにクラスが同じになったので 
「おー久しぶりー」感覚で話そうと思ったら、睨まれながら「きんもー」の一言。 
そこからひたすら悪口のみ。 

「キモい」「デブ」「死ね」そいつの悪口はほとんどこの3語だけだったが、それこそ毎日毎日言われ続けた。 
陰湿なことに、必ず私が1人でいる時を狙って言ってくる。 
授業中もこっそりノートを覗かれては、「デブ、こんな問題も解けてねーぞwww」と小声で、だがわざと聞こえるように言う。 
原因は分からない。中学でそいつと話をしたのは、中3になって初めてだったし 
そいつやそいつの友人に、何かやった記憶は全くない。受験生だったし、単なるストレス発散だったんだと思う。 


私は当時身長-体重が100くらいではあったが、めちゃくちゃ骨太で 
体重以上に太っているように見えていた。「デブ」「クソデブ」は一番言われてた。 
こっちを見てニヤニヤしながら、周りの男子に悪口を吹聴しだして 
一部の面識のない男子からも、突然「デブ」と言われたりした。 
「そいつ○○(私)のこと好きなんじゃないの?」と言われたが、そんなもんじゃない。 
明らかに嘲笑し、悪意に満ちた目で毎日悪口を言われてた。 
部活も楽しかったし、友達も少なくはなかったけど、本当に嫌な記憶だった。

中学を卒業し、大学に入ってしばらく経った頃。 
駅前のコンビニでそいつがバイトしているのを目撃した。 
たまたま入ったコンビニで、私の会計している隣のレジを打ってたんだが 
その姿を見てびっくりした。

「デブ」「クソデブ」という言葉をそっくりそのまま体現したかのような体系だった。
挙句の果てに大学生だというのに頭皮が禿げ散らかっている…
いったい何があったというのだろうか…

俺はそれを見ていじめてきた呪いだと思う事にした。