親友だと信じていた美人のN子。 
中学から大学までずっと一緒だった。 
でも、「(私)と一緒にいるのは、自分の引き立て役にするため」という彼女の本音を聞いちゃった。 

N子は私に聞かれているとも知らずに、得意げに話し続けていたよ、10年前。 
どうりで・・・・私の好きになる人は、みんなN子に横取りされた。 
N子はいつも「(私)ちゃん、今好きな人いるの?」とか「彼氏が出来たら紹介して」と言ってきた。 
まるっと信じ切って、彼氏を紹介すればN子に取られてきた。 
絶対許せない、一生分の復讐をしてやる!と決意した。 


その年の夏休み前、私は素知らぬ顔をしてN子に相談事を持ち込んだ。 
「凄く好きな人が出来たの、彼ほど素敵な人はいないの、私どうしたらいいかわからないの」 
N子はいつも通り「私に紹介して」と言ってきたわ。 
「私が趣味で参加しているサークルの人なの、今度キャンプがあるから一緒に参加してくれる? 
 彼を見て、アドバイスして欲しい」 
N子、目をキラキラさせて二つ返事でOK. 

そして現在、N子は彼の妻。 
キャンプの夜に出来た子を筆頭に8人の年子持ち。 
彼の実家(借家)で大舅姑、舅姑、知的障害者のコウト2名と同居し 
奴隷奉公の日々。 
彼女の産んだ子ども達のうち、何人かは非常に怪しい状態。 

知ってたんだよね私、顔だけは抜群に良いけど中卒で貧乏。 
ジジババと親と池沼兄弟を抱えた彼は、女と見たら口説いて出来婚に持ち込もうとすること。 
8人も子ども産まされたら、N子の美貌も流石に見るかげない。 
ざま見ろ!と時々貧乏家に遊びに行ってはほくそ笑む。