一応メール機能で書いてるのですが規制に巻き込まれやすいみたいなので、ゆっくり投下させて下さいorz

※母は祖母以外の兄弟からも妹さんの話を訊いています。


祖母妹さんは、祖母の居た村では有名な美人で、内向的な姉子とは違い、活発で聡明な祖母妹は器量もよくモテて居たそうだ。
祖母妹は祖母に似ておらず、祖母妹に振られた男が声を掛けてくれたのだが、何時も比べられ貶されたりもしたみいです。
それを聞いて少し可哀想にも思いましたが姉は関係無くないか。ともやもやした気持ちのが強かったです。

それでも、それまでは祖母と祖母妹の関係は仲は悪いがいがみ合うと言う程でも無かったそうです。
ですがそれが一変、当時は珍しい恋愛結婚で…祖母妹は祖母の好きだった相手と結婚してしまったのです。
それを切欠に祖母は狂った様に妹を虐めたそうです。それでも気丈な祖母妹は屈しることは無く、子供を授かりました。

けれど発覚してから1ヶ月も立たないうちに、彼女は事故で流産、一生子供が産めない体になり。
恋愛結婚した相手では有りますが結婚相手の両親に無理矢理引き離され、それを苦に自殺してしまったそうです。

祖母の兄弟曰わく、祖母が事故を起こさせたのでは無いかと言われて居ました。けれど死人に口無し。祖母は悲劇のヒロインを演じ、相手両親に気にいられ、好きだった相手(現在の祖父)と結婚しました。

昔祖父に言われた〝姉子ちゃんを守ってやってね〟と言う言葉の意味を理解しぞっとしました

それから、両親祖父で話し合った結果。姉子は母の実家にはなるべく連れてこないと言う事になりました。
祖母が何をするか解らないからです。けれど、話を聞いてしまった以上祖父に会わせないのは心苦しく思い、よく祖母が出掛ける日に遊びに行きましたが。

それから高校、大学と姉は変質者等に追い掛けられた事は有りましたが、綺麗に成長していき、成人式は祖母兄弟から祖母妹の振袖を貰い写真を撮ったりと祖母以外には可愛がられました。

そして、24歳の時無口な姉が「まだ解らないけど。結婚したい人が居る」と両親に伝えました。
まだ結婚と言う訳ではないにしろ会わせて欲しいと言う事になり、姉恋人が家に訪れ話をしました。
母も話さなきゃ良いのですが、つい祖母に姉が結婚するかも知れない旨を伝えてしまいました。相手方の職業と共に。

私の祖父は若い頃小説家を目指していて、仕事は家業を継いでいましたが、数冊小説を出した事のある人間です。
だからでしょうか祖母は悔しくて堪らなかったのでしょう、違う人間だと分かって居ても二回取られてしまう様な感覚だったんじゃないかなと思います。


そして、ある日祖母はC男を連れ自宅へ来襲してきました。母親が驚き対応していたのですが、C男は良い生まれの人で仕事も凄いの姉子ちゃんにおすすめよ。と言う様な内容でした。

私は丁度彼男と電話をして居たのですが、其れどころじゃないと無言で電話を切り、姉の部屋に行って状況を説明しました。

母も困って居たのですが、一度話して無理だったら諦めると祖母もC男も言うのでリビングにて、見合いが始まる事に。
しかしリビングに入った瞬間、無口で無表情な姉の顔が引きつるのが解りました。

実際の見合いなら有り得ないのでしょうが、祖父の言葉を肝に銘じていた私は姉を抱き締めた儘隣に居ました。
何度も言いますが私は姉が自慢なのです。軽い自己紹介を終えてC男はニヤニヤとした気持ち悪い笑顔で姉に手を伸ばし姉の手を掴むと話初めます。

C男「また逢いましたね」
姉子「……えっと、」
(手を引き離そうとするも出来ない)
C男「忘れました?毎週逢いに行ってるじゃないですか」
姉子「図書館に、ですよね?」
C男「いやいや、姉子さんにですよお。逢う度に頬染めて喜んでるじゃないですか」
祖母「まあ!私子ちゃんたら可愛いわね」
姉子「はあ…。なら人違いでは?私貴方偶に見かけますけど…微塵の好意も抱いてませんけど」
祖母・C男「照れなくて良いよ」
姉子「いや、あの。」
祖母「良い人なのよC男君」
C男「(にやにや)」
姉子「すみません、C男さん。私断りましたよね?と言うか注意しましたよね…?」

姉に口を開かせない様に祖母がしていたが、C男に向かい真っ直ぐ問い掛ける姉。 

すみません最初に投下した記事のA男がC男です…orz
最初にA子とかB男とか振り分けてたので勘違いしてしまった(´;ω;`)分かり難いからC男の儘いきます。

C男が不味いと言う様な顔をし、祖母がC男を睨みました。何だ何だと一人で置いてきぼりな私子。

姉子「C男さんは、偶然を装って私に毎回話して下さいますよね、装っては失礼かも知れませんが」
C男「そうだ。偶然は運命みたいな物だからな」
姉子「ですが、彼氏と出掛けて居る最中に、まるで自分が本命の様に出て来るのは如何な物でしょうか」
C男「本命だろ。婚約者だからな」
祖母「C男君、それはまだ」
姉子「いいえ。私は貴方の名前を今日初めて聞きましたし、祖母に何を吹き込まれたのかは存じませんが、」
C男「…いやだって」
姉子「彼氏との間に割り込んで来た際言ったはずです。好きじゃないと、次私に何かしたら警察に行くと」
C男「痴話喧嘩に警察が介入するわけないだろ」(ふぁびょりはじめてた)
姉子「…頭弱いんですね。ちょっと待ってて下さい」(携帯取出す)
祖母「ちょっと待ちなさい!姉子」

ずっと黙ってた祖母がぎゃあぎゃあ騒ぎ出した。


祖母「アンタなんか、この無職のブ男と結婚して野垂れ死ねば良いのよ!このブスッ」(姉の頬ぱちーん!)

姉子「はあ、日頃から思っていましたが貴方は心根が腐ってますね」
祖母「それが目上に対する態度か」
姉子「それが未来ある若者にする行動ですか?」
祖母「うるさい!言うこと聞け」
姉子「子供ですか…?aカノ子…俺の彼女。当時は婚約寸前
妹子…カノ子の妹。ちょいギャル
妹カレ…妹子の婚約者。ギャル男ってほどでもない。顔はフツメン

俺とカノ子は学生時代にバイト先で知り合い、お互い就職してからも付き合って
親同士の紹介も済んで、そろそろ正式に婚約しようかと思ってた仲でした。

俺が2年ほど他県に赴任することが決定したのがきっかけで
戻ってきたら正式に婚約しようと、カノ親、カノ子、妹子と、俺両親と俺とで会食した。

妹子は真面目なカノ子とは違うタイプで、メイクも服もギャルっぽかった。
でもTPOで非常識ってほどじゃなく、カノ子の妹にしては派手だなーと思った程度。
話してみたら気さくで、明るいしゃべりやすい子だった。合いなんだよ、祖母妹(名前)!」(姉の髪を掴む祖母、私は泣いていたしC男は引いていた)
母「ちょっとアンタら何やってんの!」

突然母親が駆け寄り祖母の手を引き離した。リビングの入り口には姉彼と祖父が立っており祖母の顔はみるみる曇って行く。


それからは一方的な物で姉彼が自分が婚約者で有ることを丁寧に説明しC男に納得してもらう。
C男は祖母から本当に姉と結婚させてやると言われて来たらしい。かなりでんぱだったが祖母の態度に引いてたのか
かなり冷静でした。
そして祖母はこの年齢にも関わらず祖父から離婚届を突きつけられ、流石に離婚はしなかったものの別居と言う形になりまた。 

めし食ったあとはすぐ解散の予定だったが、
妹子がもうちょい親睦を深めたいと言うので全員で酒も飲める店に行った。
カノ親は妹子にはデレデレって感じで、妹子の言うことはなんでも
「もうおまえはしょうがないやつだな~」
って聞いてしまうって感じに見えた。
妹子はカノ子より5歳下で、末っ子らしく家族に可愛いがられていた。

二軒目はカラオケもある店で、うちの親父が妹子とデュエットしたり
まあなごやかに終わった。
直後、俺はバタバタと他県へ引っ越し。
カノ子とはメールと電話だけのやり取りがしばらく続いた。


半年くらいして、カノ子にメールしてもぜんぜんレスが来なくなった。
カノ親に電話したが「カノ子は入院した」と言われました。
どこが悪いんですか?と聞くと、胃かいようになったと言われた。
今度の休み、見まいに行きますと言った。
でもあの子には休養が必要な時期だから、と病院名を教えてくれなかった。

俺は妹子とはメアド交換してなかったが
うちの親父がしてたので、親父からアド聞いて妹子にメールした。
妹子は病院名は教えてくれたが
「今はまだ会わない方がいいんじゃないかなー」と何号室にいるか教えてくれなかった。

でも胃なんだからきっと内科だろうと思って
次の休み、俺はその病院の内科の入院病棟に行った。
でも病室の名札にカノ子の名前はなかった。


俺はカノ親も妹子も嘘をついてる、
入院したなんて嘘で、きっと他に好きな男でもできて俺と連絡とりたくないんだろうと
しょんぼりしながら帰った。

でもせめて一言くらい彼女本人から意思表示が聞きたかったし
面と向かって話したかったので、
比較的話しやすそうな妹子にもう一回コンタクトをとった。

妹子はしぶっていたが、そのうち「わたしが言ったって言わないでね」と
カノ子がいるのは内科ではなく、心の病気の方だと教えてくれた。
カノ子のいる会社と所属は俺から見てもけっこうハードなとこだったから
仕事でストレスがあったんだなと、さほど意外でもなかった。

見まいに行ってもいいもんだろうか、と妹子に聞くと
「きっとお姉ちゃん喜ぶよ!カノ親と妹子も面会予定の日だから一緒に行こう」
と請け合ってくれたので、
カノ子携帯に
「大変だったこと知らなくてごめん、次の日曜に会いに行く」とメールして
返事がなかったにもかかわらず、俺は病院に向かってしまった。
今思うとあまりに考えなしだな。

当日病院に行くと、あきらかに俺の出現を喜んでないカノ親。
ニッコニコな妹子。
知らん男(あとで知ったが、妹カレ)
がいた。

カノ親は嫌そうだったが、俺に「帰って欲しい」と言いだすこともできず、
何より妹子が強硬に主張したので、しぶしぶ俺も連れてってくれた。
全員家族と婚約者で身内だから、面会できた。

でも俺を一目見た瞬間、カノ子はパニックになってしまい、過呼吸になって倒れて
俺は結局ろくに面会も話もさせてもらえなかった。
カノ子は仕事のストレスじゃなく、過食症になって入院していた。
半年で40キロ太って、入院してから15キロ落ちたところで
まだまだ俺には会いたくなかったらしい。

あとでカノ子から聞いたところによると、過食症+妹子への暴力で入院させられたんだそうです。
暴力っていうか、殴る蹴るとかじゃなくて、正確には妹子への噛みつきが
問題だったらしい。あとはものを投げるとか。


カノ子家では姉のカノ子はつねにおとなしいいい子で、ほったらかしてOK。
妹子は手がかかるけど可愛い、甘やかされる子。
長年カノ子は内心で不満をつのらせてはいたんだが、妹が嫌いなわけじゃないし
お姉ちゃんだから、と自分に言い聞かせて今までやってきていた。

でも俺とカノ子の婚約がだいたい決まり、俺がいなくなった後に
妹子が妹カレを連れてきて、即結婚という話になったそうだ。
つかもう腹にできちゃってるから即デキ婚にしないとまずかったわけなんだが
カノ親がそこで
「はじめての娘の結婚!」
「はじめての孫!」
「ただでさえ可愛くてたまらない妹子が孫まで連れてきた!」
と脳がフェスティバル状態になってしまったらしい。

俺は正社員だし、カノ子もちゃんとしてるけど
妹カレはパチ屋店員で不安定。妹子もフリーター、しかも孫ができる。
じゃあ全面的に妹子に金銭的&体力的援助をしましょう!
お姉ちゃんはしっかり者だから自分たちでなんとかしてね!という態度をあからさまにされて
長年地味に不満をため込んでいたカノ子は
「一生に一度の晴れ姿なのに、それすら妹の二の次にされるんだ」
とショックだった。
俺がすぐそばにいればまだ良かったんだろうけど、俺は他県だし
カノ子は過食に逃げ、太ったことで「俺にも嫌われる」と思い込んで連絡も絶った。

…というのがここまでのいきさつでした。


俺はとにかくカノ子に
「俺はカノ子と結婚したいし、この気持ちは変わらないです」と
伝えたかったので、手紙に書いて看護師に渡した。
二週間くらいしてカノ子から返事が来た。
そこからはしばらく文通した。

カノ子は最初はあたりさわりのないことしか書いてこなかったが
だんだん本心を書くようになってきて
「妹も親も嫌いじゃないけど、妹ばかり可愛がるところは嫌いだ」とか
「妹カレの借金まで親が肩代わりした。そんなの妹のためにならないのに、親は馬鹿だと思う。
でもそれを言うと親に嫌われそうだから言えない」
「病院にいると楽だ。でも親の面会日はまた過食したくなる。特に妹子には来てほしくない。
でも親には絶対言えないし、妹子を嫌うような姉だと思われる方が嫌だ」
と正直に書いてくれるようになった。

俺も本音ではカノ子と妹子の扱いに差があるような気がしてモヤモヤしていたし、
俺的に妹子はどうでもよかったしカノ子の味方だったから思ったまんま
「カノ子が頭にくるのは当たり前だし、親がムカつくなら俺んとこにいつでも来ればいいんじゃね。
俺んちの子になっちゃえばいいじゃん」
的な返事を毎度出していた。
今考えればちょっと無神経な手紙ではある。

カノ子はちょっとずつ明るくなってきて
「55キロ切ったら教えるから面会に来てもいい」と手紙に書いてきた。

意外とその日は早く来た。
俺が面会に行くと、以前よりちょっとポチャになった程度のカノ子がいた。

担当医が言うには、カノ子の問題は家族間のもので、しこりが大きいから
よーく話し合って解決しないと病根の解決にはならないうんぬんかんぬんなんだそうだ。

でももうカノ親にとって妹>カノなのは治らないだろうと俺も思ってたし
その解決に完全に至るまでに、またカノ子が病んだら
どうしょうもねーだろうと思ったので
「もう俺んちの家族になるってことで、カノ子んちの家庭のことはいったん置いておかない?」
「結婚して、俺んとこに居場所作ってからの方が、カノ子も愚痴言いやすいんじゃない」
「逃げ場がないと思うから食べ物に救いを求めるって先生が行ってたし
ほかに家庭を作っておくのもアリなんじゃないの」
と思いつきのままに口説いた。


その後も妹カノがまた借金したり、浮気したり、妹子がプチ家出したりして
カノ親はゴタゴタして、入院は長引いたけど、なんとかカノ子は退院した。

タイミングよく俺の帰郷とほぼ同時期になったので、カノ親の了解をとって
そのまま俺の新居に住まわせることにした…かったけど
ダメって言われたから入籍までカノ子だけ俺の実家に住むことになった。
その間に妹子は出産してました。

カノ親は妹子出産後は孫にかかりっきりだったから
俺とカノ子の結婚については「はいはいお好きにどうぞ」って感じでまあ楽っちゃ楽だった。
カノ子の希望どおりハワイで二人だけで挙式でOKだそうな。

妹子は結局離婚したけどカノ親は
「孫がいて、妹子まで帰ってきてくれて最高」らしい。
カノ子は今ブライダルエステに通ってさらに絞ってる最中です。