スーパーの中にあるパン屋で、会計待ちをしていた時のこと。 
ふと見たら、パンが陳列されている棚の前で、4~6歳くらいの子供が輪になって何かごそごそやってた。 
少ししたら全員口に手を当てて微かにもぐもぐしながら、「ふふふ」と笑いながら走っていってしまった。 

近くに試食用のパンが置いてあって、彼らが去った後は空になってたので、全部食べちゃったんだなー思った。 

その後スーパーで買い物をしていたんだけど、パン屋で見た子供と親らしき人に遭遇。 
そこそこ大きな声で以下の会話が。 

「また食べてくるー」
「だめだよ。ご飯食べられなくなっちゃうでしょ。」
「チョコのが食べたいの!」(絶叫)
「じゃあ少しだけね。こっそり食べて来るんだよ。」
「やったー!」子供達パン屋にダッシュ。


試食のことかと思ったら、親同士と会話が、
「あそこのパン屋さんって、子供が好きなパンに限って試食置かないよねー。」
「ねー。でも試食用のと区別つきにくく置いてあるからまだいいよね。」
「しかも子供にはもっとわかんないし、手が届くとこに置いてるし、自業自得だよね。」

もうね。聞き間違いであって欲しかったよ。
確かにパン屋側の試食の置き方は常々紛らわしいとは思ってましたけど。
勘違いされても仕方ないと思ってたけど。
それは違うんじゃないか?

一応パン屋には「試食用と勘違いしていると思うんですが、試食用の横のチョコのパンを子供が食べてるみたいです。」と言っておきました。