姉甥姪と、地元の小さいスーパーへ買い物に出掛けた時の事 
後ろがざわついていた為目をやると、如何にもな池〇が野菜を毟ったり果物をお手玉したりとやりたい放題だった 

母親らしき人は店員さんに注意されても知らん顔し、終いには逆ギレ 
まだ距離はあったけれど、さり気なく池〇母子から姉親子を離す様に誘導しようとした途端悲鳴が聞こえた 
振り向くと果物の試食係のおばさんが倒れていて、おばさんが持ってた果物ナイフを奪い取って振り回し始めた 

店長さんと店員さん達が必死で止めようとするが、止まらない池〇 
客は逃げようと人を押し退け出口に走り出し、人の流れが勢い良くて姉親子と離れてしまい、必死で探してると甥姪の泣き声と姉の悲鳴 
その方向を見ると、恐怖で固まって動けない甥姪を全身で庇う華奢な姉の姿とニヤニヤしながら近付く池〇 
それを見たら頭が真っ白になり、気付いたら池〇が座り込んで足下でガタガタ震えてた 
見下ろしながら、何でこいつ震えてるんだろう 
何か臭いな?あ、こいつ大小両方漏らしてる。 
店員さん掃除大変だなとか、おでこが異様に熱いなとか、何だか視界が見辛いなとか冷静だった気がする


どうやら姉親子に近付く池〇の前に立ちふさがって庇ったら、池〇がキレて切りかかってきたらしい(覚えてない) 
おでこと腕を切られ、それでも退かず庇う自分に腹を立てたのか池〇が切りかかろうとしたら、いきなり果物ナイフを左手で掴み腹に拳を叩き込んだそう 
怯む池〇に近くにあった四合瓶で顔面を殴りつけ、倒れたら蹴ったり踏みつけたりしてたら母親がキレて殴りかかってきたが、ぶん投げて母親を壁に叩き付けたそうな 

後日判明したが、池〇は今迄殴られた事が無かったそうで、自分にボコボコにされて(しかも血塗れ)戦意喪失したらしい 
だから助かったんだよと警察に言われた 
店長さんが警察呼んで来た時、池〇が果物ナイフを離していた為に自分が加害者と間違えられ取り押さえられ、誤解も解け治療を受けつつ事情聴取後何とか釈放 
相手方の父親が地元の所謂お偉い方だったので、なし崩しにされるかと思ったが結局池〇は、檻のある部屋から生涯出て来る事が出来なくなった 

その後甥姪が無事に育ち、この前優しい配偶者と結婚したので厄落とし書き込み 
図体のでっかいおばさんが甥姪の幸せそうな笑顔を見て、人目もはばからず結婚式でわんわん泣いたのも式場の人は修羅場だったかも知れない