自分が参加した結婚式にまつわる不幸を書く

とある知人の結婚式に招待された。新婦が、自分の友人Aの友人といったつながり
列席者の中で、自分が直接面識があるのはAと新婦だけ
周りからの「あんた誰?」状態の空気を感じながら、ひたすらAを待つ自分

しかしAが来たのは、式がとっくに終わったころだった
曰く「親が自分のデジカメを持って外出してたから遅れた」と
そのくせ「式が見たかった」と不満たらたら

そして披露宴も滞りなく終わり、Aと別の友人と私でお茶を飲むことに
Aは、自分の彼氏について聞いてきた
自分と彼氏はお互いいい年で交際期間も長いが、諸事情により結婚話は出ていない
そこでAが一言「結婚してくれないなら、他の人を探せば?」
自分は惚れた相手と一緒になりたいんであって、結婚してくれる相手なら誰でもいいわけではない
さらにAは「結婚しないまま年取るとさびしい老後よ」と言い放った
独身で彼氏もいないあんたに、そんな上から目線でものを言われる筋合いはない

式はAの地元で行われたが、Aのつるむ相手が自分しかいなかったのは、さりげなく地元民からフェイドアウトされているからだと気がついた
自分も、そんなAをフェイドアウトしていくつもり