ウトさんが亡くなったのを期にトメと同居。

何事もなく平和だったところに、夫の単身赴任にくわえ、義弟さんが有名大卒の嫁と結婚した頃からトメが豹変。

義弟嫁と一緒になって、

「(私が)低学歴だから味付けが下品」

だの

「低学歴だから掃除も雑」

だの


「こんな低学歴が嫁や義姉なんて恥ずかしい、○○家に相応しくない」

などと言い始めるようになった。

最初は豹変ぶりが信じられないのもあり我慢していたけど、耐えきれず夫に相談。

夫も最初は信じられない様子だったけど、録音したものを聞かせたら、謝ってくれて実家に帰るなり何なり好きにしていいと言われたので、DQN返し。

毎度お決まりのごとく「学歴」「学歴」と言い始めたトメに、

「やっぱり大卒じゃないと○○家の嫁として認められませんか?」

と聞くと

「当たり前じゃない、最低でも○○大は出ていないと」

と言うので、

「分かりました、私子は○○家の嫁に相応しくなるべく○○大合格を目指して頑張ります」

と宣言して、速攻で本屋で赤本買って勉強してる振り。


トメに何か話しかけられても、

「受験勉強の邪魔しないでください」

とシャットアウト。

次の日、義弟嫁が来て

「冗談を真に受けるなんて」

と言うから、

「あんな言葉を冗談で言える人間がいるはずがないじゃないですか。至らない私を叱咤してくれたんですよね」

と笑顔で返した。

根回し済みの実親が電話で

「そちらで勉強させるとご迷惑でしょうから、実家でしっかり勉強させますので」

とトメに話して、トメがアワアワしているうちに纏めてあった荷物を持って義実家を後にした。

最後にトメには

「何年かかっても○○大卒業してきますので、待っていてください」

義弟嫁には

「戻ってきたら○○(惣菜屋)の商品にそっくりなお味のおかずの作り方を是非とも教えてくださいね」

と高らかに言って出てきた。

数日実家でのんびりした後、今は夫の単身赴任先で一緒に暮らしています。


--後日投稿--


義実家を出て、しばらくの間は

「私子さんの料理が恋しい」

とか

「私子さんの存在の大きさがわかった」

とか留守電に入っていましたが、ある時を境にパッタリと止まりました。

それは夫が電話番号を変えた上で、会社に親戚にタカリがいるので、何と名乗られても新連絡先を教えないでくださいと頼んでいたことと、義弟さんには

「やっぱり夫婦は一緒に暮らしたほうが良いし、義弟嫁さんのことを母さんは気に入ってるみたいだから同居してやってくれないか」

と持ちかけ義弟夫婦とトメ同居。

義弟嫁はメシマズとか不潔というほどでないにしろ家事全般得意でないらしくトメは高学歴女は使えないとシフトチェンジしたようで、何かとダメ出ししているようです。

その様子を義弟さんは母親が嫁を仕込んでくれていると感謝して温かく見守っているようですよ。