自分が父とその愛人の子供だったことを知ったときが自分内で修羅場。
自分には弟妹2人いるんだけど、扱いに差を感じたことも、
子供にありがちなもしかして・・・とか思ったこともなかった。

20歳になった時に両親そろって全部説明してくれた。
母と結婚しても、父は結婚前から付き合っていた人と切れず続いていて、私が生まれた。

愛人のほうは、私を妊娠した際にもうこんな関係はやめたい、
自分はあなたとの子供(私)を授かったから、
今後はこの子と2人でひっそりと生きていきたいと言ったそうだが、
元々病弱だった(これが理由で結婚できなかったらしい)上に
産後の肥立ちが悪く、結局亡くなったらしい。


私をどうするかって父・父両親・愛人両親とぎゃあぎゃあやりあった時が
母にとっては一番修羅場だったのかも。

父に愛想を尽かさなかったこともそうだけど、
自分の子供が生まれても変わらずに育てられたのってすごいって言ったら、
「あんたが私を母親に育ててくれたからねえ」だって。
身内ながら尊敬した瞬間。
父はダメだと思うけど、ダメじゃなかったら自分もいなかったんだと複雑に思う。