少し遠い別支社の応援のため出張が決まり、会社の仲の良い人達が飲み会を開いてくれた。 
夕方からだったから10時にはお開きにして、帰りながら彼にメールをしたら 
「遅くない?何考えてるの。普通じゃない。途中で抜けろ」と怒られた。 
「こんな時間に外にいたら危険だ。店の中だって危ない。頭おかしい」とキレまくり。 

心配自体はわかるけど、度を越してないか言い過ぎだろと思いつつ帰ってから電話をしたら 
こちらの話しは聞く耳持たずで怒鳴られ、彼なんて自分がどこか行ってると 
ろくに連絡しないくせに、とかその他諸々の不満が爆発して大喧嘩になった。 


翌日の土曜は前々からデートの約束があったけど、それも当然のように取り消された。 
でも来週には出張だし会うなら今日しかないと、ちゃんと話そうと電話したら無視された。 
彼の家まで少し遠いけどメールをして向かった。もう一度電話して部屋まで行ったけど居留守。 
しばらく待ったけど駄目でメールしてから駅のロータリーまで戻って、車道に面したとこで 
待っていたら彼の車が来て、そのまま素通り。私を探しに来たわけじゃなく、どこかへお出かけ。 
後で居留守について「私が来たとは思わなかった」、車の件も「気付かなかった」と供述。 
田舎の駅で遮蔽物もないロータリーにたった一人私がいて、気付かないとか。 

情けないやら惨めやら、涙も抑えられず、誰も来ない駅のトイレでひとしきり泣いてから帰った。 
その夜、何事もなかったかのように彼からメール「何してるー?」憑き物が落ちたかのような。 
その瞬間未練も情も消えた。翌日、「今近くまで来た。会おうよ」と突然メールが来たけど 
もう会わなかった。「折角来たのに、昨日の仕返しかよ」とメールがきて、失笑ものだった。 
夜に「愛してる。君がいなきゃ駄目なんだ」とかメールがきてたけど、 
最終的には「俺は愛してるけど、君は俺といると苦しいんだね。つらいよ」とか 
「お前の気持ちはわかった。好きにしろよ」とか本当に何か憑いてるのかなという変わり様。 
諦めずに話していたら違う結果もあったかもしれないけど、もう限界だった。