中学生のころの話。 
俺は苛められていた。肉体的ではなく精神的に。 
それをやってたのが、最初は仲がよかった奴らだから精神的に一杯一杯だった。 

ある日、唐突にやり返してやろうと思い立ってから、奴らがよく屯する河川敷近くの草むらに落とし穴を掘り、そこに落として怪我をさせてやろうと今思えばまどろっこしいやり方の復讐を考え付いた。 
でもまあ、中学生のひょろひょろ君が一人で深い穴なんか掘れるわけない。
落とし穴と言うよりも、分かり辛いくぼみっていったレベルだったか、
そんなしょぼいのしか作れなかった。 

だが、無駄に行動力のある中学生だった俺は、落とし穴と言う名のくぼみを量産した。
子供心には大量に作ったとおもったが、恐らく6〜7個程度だったとおもう。 

んで、穴を掘った次の日の放課後、
俺は速攻で河川敷にスタンバイし、どんな面白い光景が見れるかwktkしながら待ってた。 

結果から言うと、くぼみに足を取られて顔面から転び、
しかも中途半端に巻き込まれた奴まででてえらい騒ぎになった。 

ざまあみろ、という気持ちよりもこれはやべえ、となってしまった俺は、
疑われることすら考えずにそいつらを助けようとして、

俺が掘ったのではない本物の落とし穴に落ちた。 

苛めてた連中は顔面強打とかで入院。幸い歯とかは無事だったとか。


そして俺は落ちた時に右足を捻挫。全治2週間。 

結局俺の方がダメージが大きかったような気がするからこりゃ復讐じゃないなと思った。
落とし穴は本当に危険だからやめろよ!