伯母(父方長男嫁75歳)から「あんたのお母さんに本当に感謝してるんよ…」としみじみ言われた事がある。
漏れの母親(59歳)は当時10代で留学した経験ありの金持ちの娘で、
実子からみても常識が違うと思うのだが、結婚した当初はもっと凄かったらしい。

長男嫁は同居で厳しいトメに気遣いながらも10年以上たつのに未だ台所を明け渡さず居候扱いで険悪状態なのに9男の嫁で自分の実家近所に住み、同居の心配もない小娘が憎らしくて、ついトメもいる前で 
「私は何一つさせて貰えない状態だから…」みたいな嫌味を言ったらしい。 

したら漏れ母
「えーっ。でも家事なんて女中がするもんじゃないですかぁ。家事なんて大嫌い。
替わりにやってくれる人がいてラクじゃないですか。女中と違ってタダだし、感謝しなきゃ。
うちも女中が欲しいですよ」とのたまい、
驚く長男嫁がなんとか「でもお義母さんは年上だし 敬わないと…」みたいな事を言ったら
「ウチのばあやも女中あがりですけど、口うるさくて母 よりも恐かったしちゃんと尊敬してましたよー。
仕切りたがりに任せた方がいいって、母も好きな ようにさせてましたよ」と。

トメ、兄嫁ともにあまりの言葉に言い返す事も出来なかったらしい。
トメは漏れ母を「お嬢さん育ちで何も出来ない」と軽く見ていたらしいが、
まさか当人から本気で女中扱いされてるとは思ってもいなかったんだろう。

長男嫁はその時のトメの顔を思い出すたびに笑えて来て、吹っ切れたらしく、
仕切りたがりのトメ を「女中あがりのばあや」だと思って純粋に「ありがとう」と任せる気になったらしい。 トメの方も長男嫁がそう思ってる事がひしひし伝わるが、表面は感謝してるしどうしようもなく、
その後 あっさりと台所を明け渡してきて、二人の間は「仕切るのはばあや」的な空気が出来たと言う。 

長男嫁は「あんたのお母さん、本気でそう思ってたもんねぇ…。私には思いもつかんかったから
もう可笑しいて…また言うてくれんかと楽しみになったわ」と。
本人は「そんな事言ったかなぁ」と覚えてないが、
実子としては、いかにも母が言いそうなDQN発言だと納得してる。