初めて一人暮らしをした時の修羅場。

別に治安とか気にしてなかったので安いアパートの2階に住むことにした。

住み始めて3日目くらいの時ドアに張り紙発見。

「犯罪者」
「この人はさいあくの人です」

みたいなことが書いてあった。

気持ち悪くなったので近所の大家に報告。

すると大家「あんたなんかしたの?面倒はごめんだよ」と話にならない。

その後も張り紙が続いて怖かったので警察へ。

警察の人は親身に聞いてくれてマメに見回りに来てくれた。

その甲斐あってか張り紙犯が捕まった。

張り紙だけじゃなく下着もドロしてた。

犯人は大家の一人息子無職38歳。

一人息子を警察に連れて行かれた大家に「なんてことしてくれるんだ出て行けー!」と怒鳴り散らされたことが修羅場。

なぜ大家バカ息子が張り紙したかですが、

1、アパートの女性が気にいったから下着をドロ

2、自分がしたとバレると困る。そうだ犯人を他に作ろう。

3、評判の悪い人間=犯人だから張り紙を張って評判の悪い奴を作ってしまえ。

4、張り紙ペタペタ。なんか楽しい、下着ドロより張り紙にハマる。

5、張り紙に夢中になって捕まり、ついでに下着ドロの背格好とソックリ→発覚。


張り紙に夢中になった理由は

1、張り紙のせいで評判が落ちたらもう社会的に終わりだろう。

2、もうきっと外にも出歩けない。

3、結果無職になる。

4、無職な上に出歩けない→自分よりも最悪な状態。

5、自分よりも社会的にダメな奴がいると思うと自分が励まされた気持ちになり前向きになれるような気がした。


原因が大家息子なので、引っ越し代その他諸々大家持ちで即引っ越した。

下着ドロ被害の女性も同じように引っ越し。

他の住人も次々引っ越したらしい。

いろいろ納得の出来ない出来事だったけど、一番納得できないのは何故、女の私に下着ドロの濡れ衣を着せようと思ったのか?ということでした。