もう転職したけど、昔勤めていた都会の会社であった修羅場。 
すっきりしないし、長いし中途半端な話だから、注意。 

人材派遣会社で働いていた時、スタッフ(男)が失踪した。 
失踪した理由は、取引先の社員(女性)を妊娠させて、 
結婚迫られたかららしいんだけど、そこで分かったのは、 
そいつが別人の身分証明書使って登録してたこと。 
そしてその身分証明書使われたやつは、そいつを全く 
知らないということ。 

もちろん実家等の連絡先は全て嘘だし、携帯は解約されてた。 
カタギで無さそうな人が、会社に電話かけてきたり、 
訪問してきたりしたけど、どうしようもないと分かったのか、 
一度ずつで終わった。 

さらにそいつは会社の寮に住んでいたんだけれど、失踪後、 
サラ金の督促状や、キャバクラのツケ?の督促状が届くわ 
届くわ…。 
すべての処理をしたことと、取引先の社員(女)が心労で 
倒れ、取引先を失ったのが、自分が経験した修羅場。 
いまだに「都会怖い」という話になると、思い出す。

後日談があり、「ヤツを見つけた!」という連絡が会社に来た。 
見つけたのは、元取引先の社員。 
一応そいつが寮に残していった家財道具一式など、まだ預かっていたので、 
事情聞きたいということもあり、すぐに向かった。 
場所は、パチンコ屋。パチンコ屋スタッフを派遣する派遣会社に登録してたらしい。 
その時はもちろん名前も違うけれど、どう見ても確かにそいつでしかない。 
店員として働いているそいつを捕まえて、話を聞こうとしたら、「昼休みまで待ってくれ」と 
懇願され、パチンコ屋の事務所で待たせてもらっていたら、そのまま入口から 
パチンコ屋の制服を着たままで逃げられた。 
もちろんパチンコ屋で使っていた名前は偽名。派遣会社の登録書類も嘘ばっかり。 
そしてそのパチンコ屋の店員ともやっぱりつきあって、深い仲になってた…。 

すっきりしないけどこんな話です。 
ちなみにそいつは、全然イケメンじゃない。むしろあだ名が、某犯罪者に似てるから、 
「ツトム」と呼ばれているぐらいだった。